プロフィール

世間では”経理にお金をかけない”というトレンドの中、意を決して私の顧問業務やコンサルティングを受けていただき、決して安くない料金を頂いた上に「有光さんに頼んでよかった。いろいろありがとう。」とまでおっしゃって頂く。なんてサイコーな仕事なんだ!と思っています。そんな私の長すぎる経歴、仕事の進め方、やり方をまとめました。ちょっとでも興味ある方は是非読んでいってください!

開業前夜

1984年2月、私は東京都板橋区で生まれ、3歳のときに父の実家である島根県大田市に引っ越しました。
子供のときは、山に虫を捕りに入ったり、海に釣りにでかけていましたね。親が寝静まったころに友達と集合して、クワガタをとりにいったことはいい思い出です。

代表幼少期。こんな時代もありました(笑)

代表幼少期。こんな時代もありました(笑)

1999年15歳、地元の島根県立大田高校に進学しました。というか、田舎だと受験できる高校が少ないので、ここ以外の選択肢がありませんでした。
高校2年も終わりにかかると、進路を考えるようになりました。私の父はアメリカで6年間働いていたのですが、子供の頃からアメリカではM&Aが盛んなこと、厳しい実力社会である話を聞くのが大好きでした。“そんな世界”(高校生時の感覚です)に行きたいと思い、図書館で調べたところ公認会計士を取ると有利らしいことがわかりました。
進路が定まったのはよいですが、学力がひどいもので(たしか学年で下から6番)、そこから猛勉強しましたが大学はどこも受かりませんでした。
2003年、1浪後に明治大学に進学しました。思い出は大学1年のときに憧れのニューヨークにバイトしたお金で旅行したぐらいです。大学2年から公認会計士試験の勉強を始めましたが、これが本当に苦戦しました…。
2008年、4度目の受験後公認会計士試験合格。24歳になってました。
就職は監査法人トーマツにしました。先に合格した友人から「有光は元気がいいから体育会系のトーマツがいいんじゃない?」といわれていたからです。しかも自分が苦手な金融部門に希望して従事しました。この部門では銀行を中心に会計監査をしていました。優秀な人ばかりの職場でついていくのに必死な4年間でした。
2013年 29歳、独立系の税理士法人に転職し、このときに税理士登録も行いました。ここがトーマツの1.5倍くらいきつかったです。本当にきつくて一時期は自信を失いかけていたときもありました。転機は転職後3年近くになった頃、私が担当しているお客様に呼ばれていくと、新しく事業を別に始めるので、また私にお願いしたいという話でした。その方は外資系の金融機関を渡り歩いてきた方で本当に優秀な方でした。私は「あれ?こんなに優秀な人が私にまた仕事を任せたいと言っている。外で1人でもやっていけるのでは?」と思いました(と勘違いしました笑)。転職後3年9か月勤めて独立。33歳になっていました。よく人から「前職からお客さんを引き継げたのでしょ?」と言われますが、そんな夢のような話はありません。顧客ゼロ、人脈ゼロ、営業経験ゼロからの心細いスタートでした。

独立開業

2017年6月 33歳、独立開業。
まず、会社員時代からコツコツ貯めた定期預金を全て払い戻し、来たる無収入に備えました(実際、半年間は無収入で大金が吹き飛びました。)。
当初は全く営業のやり方が知らず、飛び込み営業、ダイレクトメール、SNS広告とやれることは全てやりました。ほとんどが失敗に終わりました。一定の効果があったのが人脈営業でした。独立後1年半を過ぎると、コンスタントにお客様の紹介を受けるサイクルが生まれてました。当初は素敵なお客様が来てくれましたが、途中から妙な傾向になってきました。
「ウチはいろいろと調整してまして〜」という、粉飾・脱税を匂わせる方(お断りしました)、値下げ交渉に持ち込む方、頻繁な電話・呼び出しで振り回す方などです。こういった方が現れた原因は、税理士の価値が適切に伝わっていないことだと考えました。私は税理士の価値は、粉飾・脱税のサポートではないですし、価格の安さや、電話でいつでも話せることではないと思っています。税理士の価値とは、「税務上の失敗を防ぐこと、会社や事業の会計をクリアにすること」です。二次的にみればもっと多くの貢献を生んでいるでしょう。
そこで、税理士が一体どんな仕事をしてるのか、以下に記載しました。ここまで読んで頂い方はきっと少しは当事務所に興味がある方と推察します。是非続きも読んで頂き、当事務所の(驚くべき?)実態を知って頂ければと思います。 

当事務所の仕事内容

以下は当事務所からクライアントに提供する業務の標準的な計画です。
※12月決算、売上が数千万から1億の会社と思ってください。
※特定情報が載らないよう一般化しています)。

1月:
12月経理チェック
決算締め作業
源泉徴収税申告
法定調書を提出
償却資産税申告書を提出
面談/決算締めについて

2月:
1月分の経理チェック
確定申告書提出
面談/役員給与・賞与について

3月:
2月分の経理チェック
面談/今期の経営方針について

4月:
3月分の経理チェック
面談/経理フロー改善の提案、年3回の消費税予定納税のご案内

5月:
4月分の経理チェック
面談/財務、キャッシュフロー改善の提案

6月:
5月分の経理チェック
源泉徴収税集計
面談/7月源泉徴収税と8月法人税・地方税予定納税のご案内(キャッシュインパクト大のため)

7月:
6月分の経理チェック
源泉徴収税申告
面談/中間経営成績について

8月:
7月分の経理チェック
面談/経理フロー改善策の効果について

9月:
8月分の経理チェック
面談/財務・キャッシュフロー改善策の効果について

10月:
9月分の経理チェック
消費税関係の検討
年末調整の資料依頼
面談/年末調整のご案内

11月:
10月分の経理チェック
年末調整作業
面談/消費税関係の最終打ち合わせ

12月:
11月分の経理チェック
法定調書作業
償却資産税作業
面談/決算最終着地点の報告

1社に対してこれだけやることがあります。
最も力を注いでいることは、消費税を中心とした税務上の失敗回避です。その理由を説明します。
下記図はここ5年間で税理士賠償保険が支払われた件数と金額です。

5年間で支払件数は2倍、金額は2.4倍となっています。うち消費税関連の賠償が半分を占めます。これは複数ある消費税の計算方法から選択しないといけないのと、そのやり直しができないためです。非常に複雑かつ厳格な運用なのです。そして損失の金額が大きいからこそ賠償になるのです。
この失敗を防ぐには、将来の税金シュミレーションを行い、これを経営者と共有しないといけません。そのためには経営の状況を把握している必要があり、そのためには日々の経理を適正化している必要があります。このように、消費税を中心とした税務上の失敗回避という、経営者からみてわかりにくいところに、手間をかけています(「今年も税務の失敗を回避しました!なんてアピールしづらいですよね。けど失敗するとお客様の損失が金額的に大きい…。)
しかし、副産物もあります。これだけ第三者として経営の状況を把握していれば、資金繰りの問題や、どうすれば経営者に早く数字が上がってくるかわかってきます。こういった提案は「当たり前を当たり前にやる」の上に成り立っているのです。
ところで、現在税理士業界は報酬値下げ合戦が繰り広げられています。私のところでも、格安事務所から切り替えてもらったお客様が何社かあります。切り替えて頂いた理由をヒアリングすると、低単価をカバーするための工数削減が災い、税務上の失敗又はそれに近い点が共通項としてあげられます。どうやら税理士の仕事にきちんと向き合うには相当程度の工数が必要なようです。そして、その工数を保つには持続可能な価格設定が必要なのです。
以上が私の考えです。すべてご理解をお願いするとはいいません!ちょっとでも共感できる箇所があれば、本当に嬉しいです!